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※個人の創作設定です。


UTAUアンドロイド・ykzroidシリーズ

フリーウェアとして配布されているPC用歌声合成ソフトウェア『UTAU』で使用するUTAU音声ライブラリは多様化を極め、昨今はついに企業によって多機能搭載のアンドロイドとして製品化されるようになった。

『UTAUアンドロイド』と名付けられた製品は企業によって様々な特徴を持ち、そのほとんどが従来のUTAU音源のような濃いキャラクター性を獲得するために、高度なAIを搭載している。

時代は音源の利便性だけに留まらず、キャラクターとしての『個性』が今まで以上に重視されるよう変化を遂げていた。

『ykzroidシリーズ』はykzroid製造工場で開発されたUTAUアンドロイドである。

『中学生男子が手に取りそうなPSP』がテーマであり、そのキャラクター性は全機体共通して『中二病』というものになっている。(※1)

音源としての性能は他企業と比べ劣るが、多機能・高性能を追求して値段の高騰するUTAUアンドロイド界隈において、ykzroidシリーズはAIの性能と機体の強度をある程度保ちながら量産することに成功しており、比較的安価で販売されている。

ただし第一世代機から第三世代機までは備品の小型化や変形には成功しておらず、日本で販売されていてAIの設定上14歳でありながら機体のサイズが14歳アメリカ人基準であったり、色味と声質とAIを変えて外見はほぼ同じに製造されていたりと粗はある。

また購入費用は安価であるが機体の維持費用はそれなりにかかる。(※2)

(※1)第四世代機『ykzroid-4000 HSC CB』のみテーマと逸脱している箇所が見受けられる。

(※2)ykzroidシリーズの第三世代機までは各世代機専用のオイル補給或いは専用充電装置による充電が必須で、上記以外の代替補給が無いため運用方法によっては高価であった。第四世代機は物質の経口摂取でエネルギー変換が可能となっている。

その製造方法は企業秘密とされているが、工場には『プロトタイプ』と呼ばれる各世代の初号機

が存在する模様。一般販売品と区別され工場に保管されているプロトタイプには工場内において何か特別な役割を果たしている可能性があるだろう。

繝ュ繧ー繧、繝ウ:蝙狗分荳肴?

これはプロトタイプである彼らの物語である。

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